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休暇はクラブメッドで過ごす・・・つもりでしたが、2006年の夏は世界遺産を見に行くことに・・・
アジアの世界遺産と言えば誰もが知っているアンコール・ワットへ行ってきました。
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| ホーチミン経由でカンボジアへ(第1日・2006/08/05) |
今日から夏休みの休暇旅行です。
いつものように予約したハイヤーのピックアップで中正国際空港へ。
今回初めて搭乗するベトナム航空はリコンファームを義務付けられており、予約確認はしたものの6時半にはチェックインしたかったので余裕をもって朝5時半の出発。少し眠いです。
飛行機に乗ったら、実は中華航空とのコードシェア便で機材は見慣れたチャイナエアのもので少しガッカリ。(CAはアオザイ着てましたが・・・)
目的地のシェムリアップへは直行便が出ていないので、まずはベトナムのホーチミンで乗り継ぎ。
トランスファーゲートから国際線ロビーへ通されますが、古い建物で狭いところへ大勢の乗客が詰め込まれ人で溢れかえっています。
他の便が遅れた影響でシェムリアップへは20分程遅れて出発。
ホーチミンとシェムリアップは僅か1時間程のフライトなので、離陸して機体が水平になったかなぁ〜と思ったら、すぐに機内食が配られます。
この機内食。噂には聞いていましたが、機内食と言うよりはご覧のとおりサンドイッチと水だけのランチボックスです。悪く言えば「餌」と言った感じでCAが無造作にぽんぽんと配ります。

到着したシェムリアップは小さな空港でしたが、予想に反して新しく小奇麗でした。
アンコールヘは世界中から観光客が来ており膨大な観光収入が得られているのがわかります。
実際、ホテルは建設ラッシュですが絶えず客室が不足しており、客室料金もどう考えても割高な設定になっています。
気候的には雨季で蒸し暑いと聞いていましたが、台北より涼しくて湿気も少なく拍子抜けしてしまいました。思ったより断然涼しいです。
カンボジアはVISAが必要なので、最初にVISAカウンターへ並んでVISAを申請します。
VISA発行もイミグレも軍人が担当しており、聞くところでは空港の運営は軍でやっているようです。

荷物を受け取って出るとガイドと運転手がすでに待っていてくれました。
専属のガイドと運転手を雇ったのは初めてですが、旅行会社の担当者がアンコール・ワット観光には絶対必要だと強く勧めるので渋々手配してもらいました。
ですが、行きたいところも選べるし行動の自由度も高く、あちこちで有意義な説明を聞くことができて結論としては大正解でした。
アンコール・ワットは観光客が激増しており、日本語ガイドと運転手を現地で手配するのは難しくなってきているそうで、これから行かれる方は事前の手配をお勧めします。
空港からホテルまではのどかな田園でいたるところに牛がいて、水田を牛が耕している風景は珍しく思えます。
主な交通手段は他の東南アジア諸国同様、ここでもバイク(スクーター)です。 台湾と違って人間がのんびりしているのか、大きな空いている道でも20キロくらいでゆっくり走っているバイクがほとんどです。 ちなみに、どのバイクもノーヘルでバックミラーもありません。
ナンバープレートの付いていないバイクや車が多いのでガイドに聞いてみると、ナンバーを取るとお金がかかるので半分以上は正式にナンバーを取っていないとの事でした。 これだけでも驚きなのに、タクシーですらナンバーが無く、タクシードライバーの多くが何と運転免許証を持っていないそうです。
今回の滞在はソフィテル・ロイアル・アンコール。 中庭の手入れが行き届いていて、カフェもお洒落な感じです。
でもテニスコートは無く、いつものようにマイラケット持参の娘達は「なんのために持ってきたの?」と愕然!
 (水の都をイメージしているらしい)
 (ちょっとコロニアル調)
チェックインを済ませ部屋に荷物を運んでもらったら早速観光へ。
せっかく雇ったガイドですから時間を無駄にはできませんが、今日は午後遅くからの観光なので樹木に侵食された遺跡で有名がタプロムだけに・・・
観光へ出かける前に、外国人旅行者が遺跡に入場するためのチェックポイントでアンコールパスを購入します。(1日券が20ドル、うちで購入した3日券だと40ドルですが12才未満は無料)

このタプロムはアンジェリーナ・ジョリーの「トゥームレイダー」のロケ現場としても有名なところで観光客には人気のスポットとなっています。
この観光客ですが、今アンコールを訪れる外国人観光客で一番多いのは韓国人だそうです。
確かに観光ツアーバスでやって来る団体客は韓国人ばかりで、感覚的には観光客の半分を占めている感じです。
ガイドに言わせると観光客が増えるのは良い事だけど、韓国人はマナーが悪く団体でやって来ては駆け足であちこち回り、声はでかいは、ゴミは捨てる。写真を撮る順番も前に待っている人が並んでいようが団体でワッと割り込むしで最悪だと。 あまりお行儀が悪いので警察から罰金を取られるとこも度々あるとの事でした。
さて、タプロム遺跡ですが密林に囲まれ幻想的な遺跡でした。 ガジュマルの木に飲み込まれ崩壊もかなり進行しています。 各国の援助で修復作業は行われていますが、遺跡を壊さずに木の根を取り除く方法はなく、残念な事にいずれは朽ち果てる運命にあると言われています。
 (あちこちに崩れた石が転がっている)
 (何百年もかけて根が侵食している)
 (根と言うにはあまりに太い)
タプロムの後はオールドマーケットを覗きに・・・何のことは無い土産物屋が軒を並べているところでした。 嫁さんは皿かなんかを少し買ったようだがあちこち見ていないので値切ったものの安いのか高いのかさっぱりわからない。
夕食のあてがなかったのでガイドにカンボジア料理のバイキングを案内してもらう。 もちろんガイドへは紹介リベートが上乗せされていることは承知しているが、値段を聞いたらガイドブック等に書いてある料金の3分の2だった。 ガイドブックに乗せている店は相当ボタッくりみたいだ。
カンボジア料理と言っても、バイキングなのでタイやマレーシア、インドネシア料理、中華料理となんでもありだったので、何がカンボジア料理か区別がつかなかったが結構おいしく食べられました。
ホテルへ送ってもらう途中に免税店へ寄ってもらい、ビールやお菓子を仕入れる。 ふと見上げると駐車場の上を暗くなったのに鳥が飛んでいる・・・よく見るとコウモリだ。 大きいのはカラスくらいの大きさがあるので見ているだけでも怖い!
初日から、移動と観光で全速全開だったのでビールを飲んだら疲れがでて早めに休む。 明日は朝8時から観光だ!!
今日の一言・・・特大コウモリを見て、ガイドが「あれは食べるととても美味しいんです。」と言ったのが印象的だった。
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| シェムリアップ観光(第2日、2006/08/06) |
朝8時にガイドが迎えに来るので早く起きて朝食を済ませる。
朝早くから観光に出掛けるのは、今日行くバンテアイ・スレイが40キロ程離れたところにあるのと、日中は暑くて歩き回るのがシンドイからだ。
車に乗込みバンテアイ・スレイを目指す。ガイドに何分くらいで到着するのか聞くと40分だと言う。
えっ?、40キロあるのに40分で本当に着くの?と聞くと信号がないのでちゃんと着くのだと言う。
確かにシェムリアップでは信号は数箇所でしか見かけなかった。
歩行者優先の交通ルールも無く(台湾も同じだが・・・)交差点での横断はバイクや車の切れ目を狙ってなので命がけだ!
バイクや車が歩行者のために止まってくれる事は絶対にありえない。
クルマ同士もクラクションを鳴らしあいながら我先に曲がるので乗っているだけで怖い思いをする。
台湾の交通マナーは最悪だと思っていたが、ここと比べたら意外にちゃんとしていると感じてしまう。
バンテアイ・スレイは東洋のモナリザと称されるテーヴァダー(女神)のレリーフで有名な遺跡で、内戦の関係で公開されていなかったエリアなので是非見てみたかった遺跡。
モナリザに限らず、レリーフの美しさはアンコールで一番だと言われており確かに見ごたえがあった。

(東洋のモナリザ。修復作業中で遠くからしか見ることはできなかった。)

(中央祠堂。何体ものレリーフがある。)

(レリーフが素晴らしい。千年以上前のものとは思えないくらい保存状況もいい。)
レリーフを十分堪能しアンコール・トムへ向かう。
道路わきでペットボトルやウイスキーの空き瓶に何やら液体を売っている。
最初は飲み物でも売っているのかと思ったが、それにしては汚いビンなので何かと思ったらガソリンだと言う。
アンコール・トムはシェムリアップでも最大規模を誇る大型遺跡で、一辺が3キロの城壁で囲まれている。
東西南北に門があるが、我々は東にある「勝利の門」から入る。
1キロ程直進すると「像のテラス」だ。
像のテラスは戦場へ赴く際に兵士が集った場所との事で大きなテラスになっている。

(像のテラス)

(隣はライ王のテラス。三島由紀夫の戯曲の題材としても有名。)
ライ王のテラスの壁面にあるレリーフは閻魔大王を彫ったものが多く保存状況も良い。

(閻魔様のレリーフ)
ライ王のテラスの後はお目当てのバイヨン寺院へ・・・ バイヨン
寺院は絶えず修復作業が行われているが、朽ち果てた岩や石があちこちに転がっている。
ガイドに石が崩れ落ちてくる心配はないのか?と聞いてみたら、ここは神様が守っているので日中人がいる時は絶対に落ちません。夜に落ちますとの返事だった。

(バイヨン寺院)

(神々の像)
アンコールトムで一番有名なのが「クメールの微笑」
他の像が目を開けていないのに、クメールの微笑だけが目を開いている。
人気の記念写真スポットなのでなかなかシャッターチャンスがなかったが、ようやくカメラに収めることができた。
ここでも韓国人団体客が占領していて他の観光客の顰蹙をかっている。

(クメールの微笑)
あっという間に昼になってしまったのでホテルへ戻ることに・・・
昼食はルームサービスのピザだけで軽く済ませる。
午後2時半にガイドが迎えに来て今度は一番有名なアンコールワットへ。
アンコールワットは周囲を堀で囲まれているので西側にある参道から入る。
西側に入口があるのは非常に珍しいそうだ。

(アンコールワットと参道)
参道を進むと目前に三つの塔が見えてくる。

第一回廊の壁面全体にアンコール王朝の歴史やヒンドゥーの古代叙事詩のレリーフが施されており、その規模は見るものを圧倒する。
最後に中央祠堂に登ってみる。
ご覧のとおりの急な階段なので這い登らなければならない。
それでも登りはなんとかなるが、下りは手摺のある南側階段でなければ危なくてとても下りる気にはなれない。
登った甲斐があって中央祠堂からの風景は一面見渡しが可能で素晴らしい。

(中央祠堂と階段)
帰り際にガイドからアンコールワットのベストショットポイントを教えてもらう。逆さ富士ならぬ逆さアンコールワットだ。

(逆さアンコールワット)
ホテルへ帰る途中、果物を売っている露店があったので寄ってもらう。
バナナ、ドラゴンフルーツ、龍眼と台湾でもお馴染みのフルーツの中に見たことのないフルーツがあったので試食させてもらう。
サ・ブシューと言うその果物は柿そっくりの食感と味だが、そんなに美味しいと言った感じではなく、大好きなマンゴスチンを少しだけ買う。
ガイドの話では、ドラゴンフルーツには中が白、ピンク、黄色、紫の4種類があるのだそうだ。白とピンクは食べたことがあるが、黄色と紫は更に美味しく高価だそうだ。
ちなみにドリアンも3種類あって一番美味しい種類は臭みも殆ど無く濃厚な味でドリアンが嫌いな人でも食べられる味らしい。
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| ホテルでのんびり(第3日、2006/08/07) |
アンコールワット観光は昨日までにして、今日はゆっくり起きて遅い朝食を取り一日のんび〜り過ごす事に・・・
遅い時間帯にレストランへ行ったら昨日はなかったマンゴスチンを上娘が見つけ一皿持ってくる。昨日の露店で買ったものに比べてサイズも大きく味もいい。
食後は各自本を持ってプールサイドへ。
クラブメッドと違ってプールで過ごす人が少なく椅子取りゲームにならないのがいい!
もちろんタオルもプール脇の小屋で貸してくれる。

(本当に空いていて貸切状態に近かったプール)
飛行機のリコンファームを忘れていたことに気付き、部屋へ戻って慌てて予約確認の電話を入れる。
本来なら明日の便なのでとっくにリコンファームしておかなければならなかったのだが、ベトナム航空は到着した土曜日の午後から日曜日は窓口の営業は休みらしくリコンファームできないと聞いていたので今日になったのだ。
無事リコンファームを完了し、プールで泳いだり寝そべっていたらあっという間に昼になり、プールサイドのガーデンカフェで昼食。パパイヤ・サラダとビールが旨い!!!
時間を持て余し、ホテルのブティックを覗いてみるが欲しいと思えるものは何もなし。
本を読んだりテレビを見たりしていたが、知らないうちに少し寝てしまう・・・
こんなにゆっくりしたのは暫くぶりだ。
夜はガイドブックでホテル近くの和食屋を見つけ歩いて行って見る。
カンボジアで食べる和食はどんなものかと思ったが、結構まともな味で安心する。
支払はカードでOKと確認して入ったのだが、払う段になってカードリーダーが壊れていると言い始め仕方ないのでUSドルで支払う。
ベトナムでもドルを使わないとならないが、あまりドルを持ってきていないので本当はカードを使いたかったが仕方ない。
カンボジアは自国の通貨であるリエルの他にドルもタイバーツも使えるので現地通貨に両替する必要性は殆どない。
和食屋からホテルへ帰る途中、汚い格好の棒切れを持った変なオジサンが50m程先を歩いている。
棒で道行く女の人や、自転車に乗った女性をつついたりしていて、明らかに尋常ではないので距離を保ってゆっくり歩くが、むこうにこちらの存在が気付かれてしまい立ち止まって我々が来るのを待ち受けている。
こっちは娘連れだしどうしようかと思ったが、幸いなことにホテルの駐車場出口を見つけそこから入る。
ちょっとスリリングな経験だった。
今日の一言・・・明日は昼前にホーチミンへ移動するのでカンボジアも今日でおしまい。アンコール遺跡群は想像以上に素晴らしく見に来て良かった。
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