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魔法の鍋ダッチオーブン |
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ダッチオーブンって・・・ ダッチオーブン
とは、頑丈な鋳物で作られた真っ黒な鍋で、ずっしりと重くかなりの存在感があります。
煮るのはもちろん、焼いたり蒸したりパンも焼ける。まさに「魔法の鍋」です。
ダッチオーブンに出会ってからアウトドア料理の幅が圧倒的に広がりました。
なんせピザやローストビーフ、スペアリブまで出来てしまうんですから・・・
ダッチオーブンひとつあれば何でも作れると思わせてしまうほどの万能ぶり。
その気になればスポンジケーキだってこなしてしまいます。
そして、できあがった料理は芯までゆっくりと火がとおって食材本来の旨みを逃がさず最高の仕上がりを約束してくれます。
それに中華鍋のように使えば使うほどなじんで徐々に「よい道具」へと成長していきます。
同時に「自分の道具」としての愛着もわいてくる・・・
でも手入れを怠ってはいけません。アイアンでできたダッチオーブンはすぐに錆びてしまいます。
その外観からは本物の道具しか持ち合わせない歴史と一生物の風格がにじみ出ています。
手入れに手間はかかるけど「男の道具」だな〜って感じるのは僕だけでしょうか?
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| ダッチオーブンのならし方 |
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買ってきたダッチオーブンをそのまま使うことは出来ません。鉄製の中華鍋やフライパンのように「ならし」の儀式が必要です。私がやったシーズニングの方法を紹介します。
- まずダッチオーブンを箱からだしたら洗剤で丁寧に洗いましょう。(2度洗います)
- 乾かしたらオリーブオイルを鍋と蓋全体に薄く塗ります。
- コンロにかけ1時間ほど「焼き」を入れて十分に冷まします。
- この「塗る」「焼く」「冷ます」の作業を3回ほど繰り返します。
- 最後にネギやショウガ等の「くず野菜」を炒めて鉄臭さをとります。
シーズニングをすると鉄色だったダッチオーブンが黒くなります。ブラックポットに成長する第一歩です。
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| ダッチオーブンの手入れ |
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鉄製のダッチオーブンは、ちょっと油断すると無惨に錆び付いてしまいます。特に塩分の強い料理のあとはなるべく早く洗ってあげます。洗ったあとはかるく火にかけ水分を乾燥させて、油を薄く塗っておけば錆対策は万全でしょう。
内側は食材からでる油分で保護されていますが外側は錆びやすいので外側は入念に塗ってください。(特に脚の部分は錆が出やすいので要注意です。)
それから鍋を洗剤なんかで洗ってはいけません。せっかくなじんだ油分がなくなってしまいます。
もし焦げ付いてしまったら、金属タワシなんかでゴシゴシやるのではなく「焼き切り」をお勧めします。
焦げ付きが「炭」になるまで火にかけてからこすり落とすと簡単にきれいになります。
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| ダッチオーブンの保管方法 |
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シーズンオフの保管も錆対策がメインとなります。錆びさせない(酸化させない)ためには「直接空気に触れさせない」ことが大事です。
もう1度シーズニング(野菜炒めは不要)をしてからオイルを塗って、湿度の低い風通しのよい場所で保管します。
でも本当に一番よいのはシーズンオフなど作らずに年中使ってやることです。
ダッチオーブンは秋には「芋煮」や「やきいも」で、クリスマスシーズンは「ローストチキン(スタッフドチキン)」でも活躍しますし、蓋は焼肉の鉄板としてアウトドアだけではなく家庭でも使えます。
焼肉の鉄板として使う場合は取っ手のある表側で焼くとジンギスカン鍋のように余分な脂分が縁に溜まるのでホットプレートみたいに脂っこくならず美味しくいただけます。
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| ダッチオーブンの秘密 |
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ダッチオーブンで作るとなぜか美味しい。それには秘密があります。
まず第一に分厚く作られているため温度変化が少なく、食材の芯まで火をじんわりと通します。
第二に、食材からでた水分が水蒸気となって鍋と蓋との隙間を塞ぎ、重い蓋がさらに内圧を高め圧力鍋のような効果を生み出します。(気圧の低い高山で飯炊きする際に飯盒の上に石で重石をするのと同じ効果があります。)
つまり食材の旨みを湯気とともに逃がすことが少ないのです。食材が持っている水分で火を通す無水鍋のような効果もあります。
そしてダッチオーブンは蓋の上からも加熱することができ、食材を下からだけではなく周り全体から加熱することができるのです。当然食材をひっくり返す必要もありません。
最後に最大の旨さの秘密は・・・焚き火や炭火で調理するダッチオーブンは野外で使います。
外で食べるご飯のおいしさはみなさんもよく御存じでしょう?
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| 論より証拠 |
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ダッチオーブンを手に入れたら・・・
騙されたと思ってトウモロコシ、カボチャ、ニンジンやジャガイモにかるく塩をして、上下から30分オーブンしてみて下さい。野菜ってこんなに美味しかったのか!とビックリすること請け合いです。
そしてあなたはダッチオーブンを手放せなくなるはずです。 |
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| アルミ製のダッチオーブン |
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ダッチオーブンと言えばキャストアイアンです。
でも邪道と言われるかもしれませんが、GSI社の10インチのアルミ製ダッチオーブンも愛用しています。
アルミはアルミで良いところもあるのでケースbyケースで使ったら良いと思うのが私流です。
アルミのダッチオーブンの利点はなんと言っても軽いこと。これは鉄製と比べ十分なアドバンテージがあります。
それから、面倒なシーズニングが不要です。また、アイアンのように錆びないのでオイルを塗る必要もなくメンテフリーで嫁さんにも後始末をまかせられます。
あとは洗剤で洗ってもかまわないことでしょうか・・・でも私は洗剤では洗いません。やはり油分が残ったほうが上手に調理できます。
こうしてみるとアルミもけっこうメリットは多いと思います。
対してアルミの物足りなさは・・・
熱の回り方が不自然でアイアンとは感覚がだいぶ違います。表面が焦げて中が生みたいな出来になりがちです。
アルミダッチのお奨めの使い方としては・・・
@御飯を炊く(アイアン同様ふっくらと美味しく炊けます)
Aシチューや鍋料理に使う(10インチだと手ごろなサイズで重宝します。またそうでなくても重いアイアンダッチにたっぷりのシチューでは持つのも一苦労。アルミなら女性でも持てます。)
でも・・・たったひとつのダッチオーブンを選べと言われたら・・・やはりアイアンを選んでしまうでしょうね・・・きっと。
アルミは腐食が心配ですが、最近はアルミダッチオーヴン全体に頑丈な硬質アルマイト加工をしているモデルもラインナップされました。
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今後流行りそうなのがステンレス素材のダッチオーブン。
シーズニングも不要、錆や熱変形の心配もないので、手軽なDOとして受け入れられれば大ヒットするかもしれません。
でも・・・私はアイアンにこだわりますが・・・・。 |
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| 持っているといいもの |
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ダッチオーブンを使うときに是非欲しいアイテムがあります。
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最低限必要なのはやはりリフター(蓋を持ち上げる道具)でしょうか・・・
ダッチオーブンの蓋は重くて熱くなるので手袋をした手やトング等(炭バサミ)では歯が立ちません。リフターは本家といえるロッヂ社からもでてますがGSIからもラインナップされています。ちなみにうちで使っているのはGSI製のリフター(上の写真参照)で、ロッヂに比べ小ぶりで軽く(かつ安い)使い勝手はなかなかです。 |
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三脚もあると大変重宝なアイテムです。
キャンプ・ダッチオーブンにはおき火で使いやすいように3本の脚がついていますが、焚火で御飯を炊いたり煮物をしたりする場合はつるして使える三脚が重宝します。最近の三脚は自在カギがついているので火力調整も楽です。 |
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下から強力な火力を当てるダッチオーブン料理に底網は必需品です。
丸鶏だろうがビーフの塊だろうが、底網に載せてしまえば焦げ付きの心配はありません。 |
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ダッチオーブンを洗うときに便利なのが竹でできたササラ。
こびりついたコゲを洗い落とすにはタワシより断然ササラです。 |
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それからスプレーに入ってるオイル(ニンニク等が入っていないプレーンなもの)も手入れに便利なアイテムです。
洗ったダッチオーブンに軽く吹きかけてサッと吹いておけばいいので簡単です。
もちろん料理にもスプレーオイルは使います。ムラなく適量を使えるので料理の前にダッチオーブンにひと吹きしておくと焦付き防止にもなります。それから余分な量を使わないのでダイエットにも効果が大きいそうです。 |
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ダッチャーのバイブルと言ったらコレ ⇒
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| 火加減のコツ |
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慣れないと火加減がけっこう難しい。
- 事前に温めておく・・・ダッチオーブンは肉厚があるので、平均的に熱がまわるのに時間がかかります。焦げつき防止の意味からも、料理の前に十分温める必要があります。
- 下からの加熱・・・食材がダッチオーブンの底に直接ふれているため、下からは火のまわりが良い。特に長時間加熱する料理の場合は、焦げついてしまわないように注意が必要です。焦げつき防止には底に敷く専用の網も売られていますが、肉料理の場合は玉葱の輪切りを敷き詰めるのも有効です。
- 上からの加熱・・・上からはちょっと強いくらいに加熱します。ピザのように薄いものは、蓋との距離があるため更に強めに加熱します。
- 焼きムラを防ぐには・・・熱源のあたりかたで微妙に温度が違うため焼きムラができてしまいます、ダッチオーブンと蓋を定期的に90度くらい回転(ローテーション)すると均一の焼き加減になります。
- 熱源をスタンバイしておく・・・炭にしろブリケッツにしろ、徐々に熱の勢いがなくなってしまいます。いつでも熱源補給できるようにファイヤーピットを作って熱源を用意しておくと慌てなくてよいですよ。
火加減については「慣れ」しかありません。
この料理は何分過熱すると言っても炭の火力も外気の温度も毎回違います。
ダッチオーブンはシンプルな故、勘と経験が物を言う道具です。
失敗を繰り返しながら自分のものにするのが結局火加減をを極める「近道」だと思います。(特にローストビーフは今でも毎回違う出来なので苦労しています。)
いつも同じ火力をキープ可能なチャコールブリケットを使うと、火力の加減がし易くなります。チャコールブリケットは本場アメリカ製がおすすめです。→ |
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| キッチンで使えるダッチオーブン |
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ダッチオーブンは、その生い立ちから野外で使う物ですが、本家ロッジからは家庭でも使えるキッチン・ダッチオーブンがラインナップされています。
家庭のキッチンでは炭やチャコールブリケットは使えないので、蓋にフレンジがないのと、蓋の裏側に独特の突起があるのがキッチンオーブンの特徴です。
それから、キッチンで使いやすいように「足」もないので、外見もキャンプオーブンに比べてずい分丸く見えます。
この蓋の裏側にある突起はダッチの中でスチームされた湯気が蓋の裏に溜まって、凝縮された旨みの水滴となって食材の上に落ちるローテーションを作り出し、ちょうどローストチキンを作る際に、滴り落ちたスープをすくってかけながら焼き上げるのと同じ効果を生み出します。
大きさは10インチと12インチがありますが、家庭で使うことを考えると10インチがお薦めです。
この10インチは、システムキッチン一体式の大型オーブンにも入る大きさなのでシージニングもオーブンでできますし、シチュー等の料理をオーブンで仕上げることも可能です。
もちろんキャンプダッチ同様、アウトドアでも活躍間違いなしです |
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お気付きかも知れませんが、これってル・クルーゼと同じ使い方ができるって事です。(黒いル・クルーゼって何となくキッチンオーブンに似ています。) |
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それからロングセラーの「無水鍋」、シンプルかつ変わらないデザインなのがいいですよね!
機能はキッチンダッチそのもので、蓋はフライパンとしても使えるところが◎です。
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