|
天水桶って知ってますか?
「天水桶」・・・簡単に言うと屋根に降った天からの恵み「雨水」を溜めておく「桶」のことで、小さなダムみたいなものです。雨を尊ぶところから「天水尊」とも言うそうです。
天水桶のしくみ
 |
- 屋根に降った雨水は、雨樋を通って集められます。
- 降り始めの雨水は屋根の上のゴミやホコリが混ざっているので、最初は「初期雨水カットパイプ」に溜めます。
- 「初期雨水カットパイプ」が一杯になると、雨水は初めて「天水桶」へと溜まっていきます。
- さて「天水桶」が雨水で一杯になると、雨水はどこへ行くのでしょう?一杯になると今度は「オーバーフローパイプ」をとおって下水か浸透ますへ流れ込みます。
- 溜まった雨水は水道のように蛇口をひねると出てきます。
- 「雨水」は庭にまいたり、洗車に使うことができます。
雨が止んだら次の雨に備えて「塩ビパイプ蓋」を開けて「初期雨水カットパイプ」内の雨水をゴミとともに抜いておきます。 |
天水桶の効用
 |
| 適切な処理をすれば、いざと言うとき「飲料水」にもなります。 |
|
「雨水」を溜めて使うということは、実はとっても意義のあることなのです。
- 夏場は特に水道代が跳ね上がりますが、天水桶を設置することで「水道代の節約」になります。上水代が減ると下水代もダブルで節約することになります。
- いざと言うときに!・・・災害等で給水がストップしたら「天水桶」の水が使えます。飲料にしなくてもトイレにはOKです。
- 下水の負担が減ります。大雨や集中豪雨になると、アスファルトやコンクリートで覆われた都市は雨水の逃げ場が下水しかないため、雨水が一挙に下水に流れ下水がパンクしてしまいます。「都市型洪水」といわれる現象で人災とも言われています。天水桶が増えていくと、下水の負担が減って「都市型洪水」も回避できるかもしれません。
- 浄水施設の負担も減ります。水の使用が減れば、ダム等の負担が軽くなり「水不足」の緩和にも結びつきます。
|
もっと天水桶の効用
天水桶からオーバーフローした雨水を「浸透ます」を通して地下浸透させると、天水桶の意義がもっと大きくなります。
- アスファルトやコンクリートで覆われたために涸れてしまった地下水がよみがえるかもしれません。
- 雨水が地下に浸透することで、川の水量が増え、川が綺麗になります。魚が川に戻ったり水生生物が増えたりします。
- 緑も生き生きとしてきます。二酸化炭素がそれだけ多く使われ、酸素が増えます。
- ヒートアイランドの歯止め・・・緑や地表から水分が蒸発することで気化熱によって気温を下げる効果があります。
ひとつひとつの「天水桶」は小さいですが(と言っても250L入ります)設置する家が10軒、20軒と増えていくことで、いろいろな効果が発揮されます。
あなたのお宅でも「天水桶」を設置されてはいかがですか?・・・・・天水桶の作り方
天水桶を使ってみた感想は・・・こちらです! |
| 参考文献: |
「仙台天水桶読本」 リフレッシュ梅田川実行委員会、「いぐすっぺ梅田川」実行委員会 |
|
|
|