眠


 ある女性から

ある日私はお茶会の席にいます。きれいな着物を着ていて私の友
達が隣に座っています。
私の飲んだお茶を隣の友達にまわして、それを友達が飲んだとき
いきなり口から血を吐いて倒れてしまいました。
死んだかどうかはわかりません。 

場所は学校。外はすごい風がふいてます。級友の一人が
「風に乗ろうよ !!」といいだした。
そしてその子が初めに窓をあけ、外に身をのりだしました。
私は危ないと思いその子のそばにかけよりました。
そうするとその子は風にのってフワフワ宙に浮 いていました。
私は、風に乗れるんだ!!と思い、
私も窓から身を乗り出した瞬間、風がぴたりと止み、宙に浮いて
るみんなの顔が一瞬氷付き、地面にたたきつけられました。 

  眠り男のコメント

  友人や知人の死は、その時点での夢主の人間関係、それをと
  りまく環境に変化があることを象徴しているようです。 
  この夢を見た時、この人達との関係が今までのものとは違う
  形になっていったのではないでしょうか。 
  たとえば、卒業、恋人ができたり、あるいは結婚とか。
  最初の夢の状況はライバル意識を感じ、次の夢では思い出を
  感じます。友達意識は同じでも、人それぞれ、生きていく環
  境は時間とともに変化していきます。 
  夢はそんな時間の流れを「死」、終わりと始まりというシン
  ボルであらわしているようです。