眠


 20代のOLから

初めに洞穴がそのまま降り坂になっていて、進んでみたら洞穴でつ
くられたホテルがあった。
そこには入らずに、坂をのぼり桜の木の並木道を少し散歩したが、
途中で中学校の同級生の男の子にばったり出会い「久しぶり」とか
言いながら、もと来た道を話しながら歩いた。

彼が「そこに熊がいるんだ」と、さっきの洞穴の隣にある浅い広い
穴へ案内してくれた。
そこに入ってみると、暗いじめじめした穴に、汚れた熊がさみしそ
うにお客さんを見ている。
気がつくと私は、裸足で、濡れた糞があちこちに落ちた地面に立っ
ていて、あまり良い気分でないので、穴から出ようとしたら滑って
ひざをついてしまい、危うく熊の糞をさわりそうになってしまう。

何とか外に出たら、そこにも糞があり、私はあせっていつの間にか
いつも使っている掛け布団をよごすまいと、両手に抱えていた。
だが気がつくと、布団に糞がついてしまって、「いやだっ!」と思
ったとたん、目が醒めたのでした。

  眠り男のコメント

  これは夢主の金運低下を暗示する警告的な夢だと思います。
  洞窟の先のホテルは、たぶんバブル以降の会社の経営状態を象
  徴しているのではないでしょうか。
  次に友人に案内された洞窟は、悪い誘い、夢主の散財を意味し
  ているのかもしれません。気をつけてください。
  夢主の安眠を熊の糞によって妨害されているような印象です。