10代の女性から

強く印象に残り今でもその時の感覚は鮮明に浮かんできます。

古びた、少し埃っぽい木造２階だての家。明かりは小さい窓から
さしこむだけで薄暗い。
歩くと床がすこしきしんだ。すごく落ち着く所だった。
壁から２ｍくらいの 穴の先の真っ暗な洞窟につながってた。

私がそこを覗こうとしたら、急に家が崩れだした。
何の音も立てずに。
洞窟と反対側の床から崩れだして、私も下に落ちていった。その
時の映像はゆっくりとながれていって、地面におもいきり叩きつ
けられて目が覚めた。

印象に残ったワケはここからで、目が覚めてからも叩きつけられ
た意識のせいか、かなりの間金縛りみたいにぴくりとも動けなか
ったからなんです。
意識がはっきりしてきたとき、あれ、生きてるって思いました。
びっくりしました。

　　眠り男のコメント

　　夢の内容はけっこう同じようなものがありますが、その後の
　　状況を拝見して、こういうケースの夢のメールをいただくの
　　は初めてです。
 
　　古びた家が崩壊するのはあなた自身の身体や環境の変化、洞
　　窟はあなたの心の世界を象徴しているようです。洞窟と崩壊
　　これはよい意味と悪い意味の両方の解釈ができます。

　　古い家が崩れていくのは、あなたの生活が大きく変わってい
　　くことを暗示しているようです。
　　いい意味で解釈するなら、古い家が崩壊し、新しいことが始
　　まるという状況が用意されているということになります。

　　肉体と心の世界のギャップ、あるいは今の環境の見えない変
　　化をあなたの敏感な感受性がキャッチしているメッセージ性
　　の強い夢のようです。
　　それは、あなたにとって今、心と体のバランスをとることが
　　重要なことを告げています。
　　とくにあなたのような年齢の時にこういった夢をみることは
　　すばらしい発展につながる可能性をも暗示しています。