眠


 ある主婦から

 仙台の定禅寺通りのような、あるいは原宿の表参道のような並
 木道で私は主人とバスを待っています。 

 ふつうのバスよりも1.5倍は大きなバスで、私と主人は並ん
 で乗車のタラップをあがっていたのですが、
 私たちが二人とも登り切らないうちに、運転手さんが自動で扉
 を締めてしまいました。
 私と主人は扉に挟まれるような具合になり、乗り込みながら、
 「気をつけてくださいよ!」と運転手さんに怒鳴ったのです。
 ほかの乗客は皆全く動かず、前方を向いて座っていました。
 私と主人は運転席の側の列の、後ろから2番目くらいの二人掛
 けの席に座ったのですが、私の文句に腹を立てた運転手さんは
 私たちになにやら文句を大声でいいながら、猛スピードでとば
 していきます。
 ものすごいスピードで、道にちょっとした段差があるところで 
 バスはふわっと浮いてしまいます。

 そこで目がさめたのですが、普段からスピードが苦手な私は目
 覚めてからもどきどきして怖い気持ちでした。

 その後また眠りについたのですが、今度はえらい人のお部屋に
 掃除機をかける夢です。
 埃が水分を含んで床にこびりついていて、なかなかきれいにな
 りません。あきらめて次の部屋に掃除にいくのですが、えらい
 人の部屋で掃除機をかけるときに、窓を開けたまま閉めるのを
 忘れていた私は、そこにいたえらい人の息子(同い年くらいか
 やや年上)に「お父様の部屋の窓を締めてきて」と頼みます。 

  眠り男のコメント

  バスは夢主の人生の流れや、現在の運勢を象徴しているシン
  ボルです。
  バスの運転手や乗客は人間関係でとくに関わりが深い人達、
  職場や身近の人と運命を共有していることを意味していると
  同時に、転勤や移転などを意味することもあります。
  猛スピードで走るバスは、これからバタバタとあわただしい
  状況が、ご家庭に訪れることを暗示しているようです。
  偉い人のお屋敷はひょっとしたら、ご主人の体の不調を暗示
  しているかもしれません。
  あなたの健康を含めて、気をつけてください。
  あなた次第で状況はよい方向に変わっていきます。