眠


 ある女性から

登場人物は、主に私がバイトしていたころの店の仲間です。
1.今春、田舎に引っ越したカップル。
2.やはり今春、海外に留学した男の子。
3.2年前、バイク事故で亡くなった男の子。
4.その他、バイトの面々。

まず、カップルと私と私の彼の合同結婚式をやりました。
たぶん、カップルの方は実際式は挙げていなかったので、こ
んな夢をみたのでしょう。
カップルは二人で喜んでいて、まわりにも祝福されてました。
私はといえば、あーあ、結婚しちゃった、という後悔に似た
ような気分でした。
最近、結婚はまだしたくない、というようなことを考えてい
たからだと思います。
続いて、2の留学した男の子に、「頑張ってね」と、皆でお
別れを言っていました。これも急なことで、皆でゆっくりお
別れを言ってあげられなかったからだと思います。

そのあと、場面は外。
夜で真冬のように寒いのですが、そこに馬車のようなものが
あって、その横に3の亡くなった子が立っているのです。
その御者台に座っているのはその亡くなった子にそっくりな、
でもちょっと顔が白くて女の子のようで、でもちゃんと眼鏡
もかけてて双子のようにそっくりな子なのです。
荷台にはヨーロッパの古い書物のようなものが積まれていま
した。私が、「寒かったでしょ、あれにくるまっていればよ
かったのに」と言って、なにか布団みたいなものを思い浮か
べていました。その男の子とそっくりな座っている子は、
「そんなことないよ、大丈夫」と言って、笑っていたような
気がします。

この夢がなぜ印象に残っていたかというと、最近、ゆっくり
お別れを言えなかった人達が皆出てきて、全て夢のなかでち
ゃんと祝ったり、お別れをしたりしたからです。
なんか全てやりとげたすっきりした気分でした。

  眠り男のコメント

  御者台にいる双子の男の子のシンボルが不思議ですね。
  とっても印象的な場面です。御者台の双子は、あなたの
  未来の世界からのメッセンジャーなのかもしれません。
  ・・・あーあ、結婚しちゃった・・・なんて思わないで。
  あなたの未来にはすてきなことが待っているようです。