眠


 20代の女性から

学生時代の夢。
はじめは、アルバイトをしていた。某和食レストランのウエ
イトレス。周りにいるのは、現実と同じだが、店の中は雑然
としていて、本屋とか雑貨屋とかもあって、制服を着た学生
がたくさんいた。
レストランは暇で、「何かやることないかなー」と思ったけ
ど人がいっぱいで動けなかった。

場面が変わって、私は子供だった。ボールをついたり、上に
投げて背中で受け止めたりしていた。投げる練習をしていて、
私の前に投げた子が、ボールを沼に落としてしまった。
(遊んでいるところから、坂になった場所があって、その先
に結構汚い沼のようなものがあった)それを見ていた私は、
ボールが落ちないようにと、手加減して投げる。
それでも、ボールは沼へ落ちた。拾いに行くと、沼にはボー
ルが何個か浮かんでいた。沼に近づくと、ボールがこっちに
流れてきた。私の方に流れてきたのは2個。赤かピンクのボ
ールだったと思う。
1つ目のボールは軽々と拾えたが、2つ目は、くるくる回って
うまく拾えなかった。隣の人が手を添えてくれて、それで拾
えた。車の運転をしていたのは、福山雅治らしき人。(ちょ
うど、「一つ屋根の下」の再放送がやっていた頃だった)彼
は、足をケガしているようだった。
彼は不機嫌そうに「何見てるんだ」と言った。私は「痛いん
なら痛そうにしろ」といったようなことを言って、右手を差
し出した。

次の瞬間には、部屋にいた。私は、棚か押入から、みんなの
荷物を出していた。そうしながら「スキーに来たのに、一回
もできなかった。雪じゃなくて雨が降るんだもん」と、つぶ
やいていた。
まだ荷物が残っているのに、宿泊先の人が荷物の上に、ふと
んを押し込んだ。仕方なくまたふとんを出して、荷物を配る。
荷物のうちで覚えているのは手袋が3組。2つは、おそろい
だった。手伝ってくれた子が、「シーツ持ってきてる人はい
るみたいね」と言うと、私は「そうか、ふとんは重いもんな」
と考えていた。
そして、福山雅治らしき人はまだいて、なんだかひどく滅入
っているようだった。そこで、私は彼を抱きしめた。私が抱
きしめたのか、抱きしめられたのか、とにかく抱き合った状
態になった。みんなは、まわりにいて、その中の一人が外か
ら見えないようにとカーテンを閉めた。

  眠り男のコメント

  学生時代の人間関係で、いつもあなた一人に貧乏くじが
  まわってきていたような印象ですね。どちらかというと
  仲間の世話に振り回されていたのかもしれません。
  いままでの学生生活を引きずっているような感じもあり、
  恋愛に憧れているけど、なかなかドラマのようにはいか
  ないようですね。
  夢に出てくる男性が足をけがしているのは、あなた自身
  の心の中を象徴しています。どういう巡りあわせか、い
  つも他人の恋の相談役にまわり、損をしているようです。
  ・・・どうして他人の恋のことまで私が世話を焼かなき
  ゃならないの!って感じです。