20代の女性から（学生）

私は女子高校生になっていて、セーラー服を着ているのです。
学校は本物の学校とはちがって、校舎がとてつもなくひろくが
らんとしていて、Evangelionにでてくるネルフ本部みたいな
感じです。
その日は学期末最後の日でした。わたしはひとりで帰ろうとし
たのですが、途中で鞄を忘れたことに気がついて校舎へひきか
えしました。道は緑いっぱいの野原みたいなところで、クロー
バーかなんかがいっぱい生えてました。印象的だったのがその
クローバーが水に濡れててきらきらしてたことです。
空はいまにも雨かなんかが降りそうなくらいどんよりしてまし
た。学校にひきかえすと、知らない警備かなんかの外人のおじ
さんがいて、「もう学校は閉まる時間だから入れないよ」とい
うのです。
私は鞄を忘れたから取りにきた、と言うと、おじさんは納得し
てくれて、私を校舎のなかにいれてくれました。
がらーんとした階段をおりて体育館にたどりつきました。静寂
という雰囲気がぴったりです。基本的に校舎全体も色は白とか
メタリックな銀っぽくてとても静かで無に近いもののイメージ
でした。
私は体育館のまんなかに黒い鞄を見つけて家に帰りました。

どうもわたしは家のなかで家族とくらしていないようです。
その家にすんでいるのはバイト先の男の子と、知らない外人の
おばさんと中学の時、ぜんぜん仲良くなかった違うクラスの女。
その外人のおばさんはこういっていました。
「家のまわりに変質者が出て畑をあらすんだよ。もう、何年も
そいつに畑を荒されているのさ。今回はそいつを捕まえてやる
よ」と言っていました。
私は男の子と「怖い世の中になってきたね」などとキッチンで
話してました。そこへあんまり仲良くなかった女がやってくる。
（その子もセーラー服を着てる。その子の着こなしはだらしな
くて、本人は格好いいとおもってるんだけど、スカーフとかも、
ぐちゃぐちゃなの。彼女は茶髪）
私は心のなかで「こいつより、私のほうがこの制服は似合う」
と心のなかで優越感にひたっていました。
男の子は「スカートのたけあげてあげる」とスカートのウエス
トのところを折ってくれました。スカーフもまたきれいにつけ
なおしてくれました。
私は鏡の前に立ち、自分のすがたをみて可愛いと満足していま
した。なんだかとても幸せな気持ち。

そこへ電話が鳴って起きてしまった。わたしは起きたとき、も
っとこの夢をみていたかった、と悔やみました。

　　眠り男のコメント

　　夢の風景から恋愛に関して大きな変化がおとずれそうです。
　　バイト先の男の子は、現実ではあなたとあまり関わりを持
　　たないとおもいますが、夢のなかの彼は別の意味を持って
　　いるようです。過去に恋愛関係にあった男性のことを示し
　　ている可能性があります。
　　それから思わぬライバルが現われる可能性があります。
　　恋だけではありません。おそらく学校での行事にまつわる
　　出来事も暗示しているでしょう。