眠


 ある女性から

それは、ストーリーのようになっていました。
まず、私の身近な友達が、何者かに連れ去られるというところ
からはじまります。連れ去られるというより、探すという気持
ちのほうが強かったとも思います。
そして、その友だちを見つけるのが、私とまだ気持ちが消えな
い前の彼氏です。
ふたりで、ある建物(よく覚えていませんが、木の壁が印象的)
の中にいる、友だちを探すのですが、なんと私たちは壁をはっ
てしまうのです。私は、壁をはうことができる自分にびっくり
しているのですが、その行動がなんだが、特別な能力を持って
いるみたいで、妙に楽しかったです。
そして、ついに天井に届き、天井の中へ身体が自然と吸い込ま
れていきました。天井裏につくと、そこは別に特別な部屋では
なく、やはり木の壁、木の床が広がる部屋。
太陽の光が心地よく差し込んでいたようにも思います。
友だちはそこにふざけて隠れていて、すぐに見つけることがで
きました。

ひとつのことが達成された気持ちでいたのですが、次にあると
ころに電話をかけることになりました。その電話の色は濃い青。
紺色に近かったです。そして、かける先は現実でもよく仕事で
かけるところなのですが、ただしく番号を押しても、どうして
もかけることができないのです。
何度慎重に押し直してもつながらないのです。もう、いらいら
していました。そんなところで夢は終わってしまいました。

  眠り男のコメント

  壁を這っているのは、その友人と妙に気があって同調して
  いる状態ですが、特別な能力は、あなたに欠けている能力
  をあらわしています。
  先のことを読んだり、整理とか情報処理が苦手なタイプな
  のでしょう。
  また、部屋は体をあらわし、天井裏の太陽は希望を意味し
  ているようです。心配はありません。
  電話は警告的な意味があります。仕事のことです。ミスを
  繰り返さないように。
  仕事まわりの整理整頓を習慣化してください。