眠


 20代の女性から

場面は病院の駐車場です。
夢の中で病院の建物を見た訳ではないのですが、病院の駐車場
でした。2、3台バイクがありました。濃いピンク色のつつじの
植え込みがありました。
私のバイクは向かって一番左に止めてあって、室内用のエアロ
バイクをもっと頑丈にした様な形。ハンドルはスクーターの様
でした。
その右側に、黒のマジックで「2人目までは良かった。3人目
のあなたはいい思い出にならなかった、恨んでいる」という感
じの事が、4、5行くらいで書かれていました。
「やっぱり困らせていたんだなぁ・・・・・」と思いました。
そして次の場面ではもうバイクに乗って運転しています。
田舎のT字路を走っていて、その時にブレーキがきかないこと
に気が付きます。田舎の道を走っているのに、私は今住んでい
るアパートに帰るつもりで、ブレーキの故障(彼が細工したも
の)を直してもらおうと、その途中のバイクショップに入るこ
とにしました。

その店はもう閉店する所だったのですが、駆けこんで事情を話
しました。で、結果わからず 、そのショップの隣が何故か田舎
の小さな精選食品店になっていて、そこに入っています。
店の中に小さなおかっぱが伸び切った髪の毛の見知らぬ女の子
がいます。暗い表情をしています。Tシャツの胸にネームプレー
トをつけていて、「***(自分の名前)アメリカ」と書いてあ
ります。
その子はその店で強盗をはたらこうとします。でもその行動を
起こしかけた時、彼女の心の寂しさが(状況なんてなくて、た
だ寂しいという葛藤)が伝わってきて、ピストルを持っている
であろう彼女を私は思い切り抱きしめました。
「もう大丈夫、こんなことをしないで!」という気持ちでした。

  眠り男のコメント

  自分の気持ちにブレーキが効かなくなっていることから、
  健康状態のコントロールがうまくいかないことをあらわし
  ています。
  夢の印象から体調を崩す恐れがあります。
  バイクは夢主の体、後半の食品店の少女はその気持ちや感
  情のはけ口を求める夢主自身の姿です。
  女の子を抱きしめている夢主はその衝動を抑えようとして
  いるのかもしれません。
  自由になろうと葛藤する夢主の姿を映しています。
  気持ちだけが走っていて、どうしても自分を解放できない
  まま「寂しい」思いを溜めこんでいるようです。
  田舎の道は子供のころの自由な世界や思い出を描いている
  のかもしれません。