奇


 30代の男性から

夜の事です。
何故か人がいっぱい並んでいる脇に車が渋滞している状況。
(長くて広い道か、とても大きな駐車場)
で、渋滞の列の途中に割り込むかたちで大きなトラックがとま
っている。(但し渋滞の 列も含めて運転手は一人もいない)

その渋滞の列の中のある1台がとても憎らしくて、どこから持
ってきたのか、松明で一生懸命その車の丁度座席の後ろのとこ
ろに私が放火している。 

ある程度燃え上がったところで、割り込みしようとしている車
をその燃えている車に近づけたら、あっという間にその車にも
火がまわった。 

燃え広がったところで、最初に火を付けた車を見たが、既に運
転席まで火がまわってきている。

急に周りの人の目が気になって兎に角逃げる事にした。 

いつの間にか、ある坂道を一生懸命に登っている。
そこは住宅街の中にあるようで、道はちゃんとあるのだが、家
から張り出している樹の枝がやけに行く手を邪魔しようとする。
一瞬行き止まりなった様に思えたが、よくみると見晴らしのよ
い高い丘の上に出ていた。

先ほど車に放火した場所のあたりを捜すが、火が上がっている
ところはどこにも見えない。
不思議でならない。夜、しかも高台から見下ろす格好なのに、
全然火の手が上がっていない。
それどころか、最初の広い道(駐車場)そのものが無い。 

  眠り男のコメント

  なにか慌ただしい世相も象徴しているようです。
  渋滞の駐車場は、あなたのお仕事に関係しているようです。
  お仕事で転換期を迎えることになることを暗示しているよ
  うです。車に放火しているのは、あなたの潜在的な強いエ
  ネルギーを感じます。

  ※ちなみにこの方は外国に駐在されています。