奇


 20代の女性から

いつも真夜中にフラッシュのようにいきなり鮮明なカラーで始
まる夢でした。1年に2〜3回みていましたが、今では、もう
見ることはありません。
幼稚園に通うころから(覚えているなかで)15〜16まで見
ていました。

古い日本です。その日は祭でした。時は夏の夕暮れです。
薄い着物をきた老若男女が細い川沿いの道を歩いています。
とても華やいだ風景です。
私はその中にいて、自分の姿はみえません。20代半ばの女の
自分でした。
夏の夕暮れの心地よい風が、鈴の音と共に漂っています。が、
次の一瞬で、辺りは真っ暗になり、私は暗闇の中で、その川の
橋を渡り、山へ続く細い一本道を心細く歩きます。
行くな行くなと、恐怖の心と裏腹に、体は歩いてゆきます。
山の中に、一軒の灯りがついた民家を発見し、そこへ寄ろうと
思った時に目が覚めるのです。
いつも決まって、3時でした。
全身汗だくで、何かわからないけど、恐怖でその後は朝まで寝
ることはできませんでした。

  眠り男のコメント

  私の守備範囲は近未来を暗示する予知夢ですが、過去世を
  示すような夢のメールをいただいたのは初めてです。
  眠り男の体験は確かに近未来に関しての情報がほとんどで
  すが、未来が見えるのなら当然過去も見えるはずです。

  「アカシックレコード」といって、20世紀最大の夢能力
  者エドガー・ケイシーによれば、すべての人の過去から未
  来の情報がそこに記録されているというのですが、私の体
  験からいってもそういった意識を超えた世界があると感じ
  ています。
  すべての生命体は「転生」というシステムを繰り返してい
  るようです。
  魚は海に帰り、植物は土に帰る、あたりまえのようなこと
  ですが、人間だって同じと思います。
  「パラレルワールド」のような理屈っぽい世界観ではなく、
  生きているものそしてそれに関わるすべての物が共有する、
  常識を超えた秩序だった世界のなかに私たちは生きている
  と思います。
  私はこれを説明することができません。また宗教家や哲学
  者のように言葉で決めつけることもできません。

  こういった夢は子供のときに見た「祭の風景」を呼び起こ
  しただけと考えるもよし、とりあえず、このような体験が
  あることは事実です。