奇


 ある女性の見た夢

山を歩いている私。かなり険しい道で、ガイドの人がついている。
何のために歩いているのかというと、そこで、その時間にしか見
ることができない何かを見に来ているらしい。
山道はどんどん険しくなり、夜はどんどん更けていく。しばらく
歩くとおもむろに、それがあらわれる。
大きな大きな太陽。真っ黒い空に、手を伸ばせば届きそうなほど
近く、大きな大きな太陽が突然姿をあらわす。
それは、でっかい炎のリースのようになっていて、炎の真ん中に
確かピンクの、バラか、ぼたんの様な、花びらのたくさんある大
きな花が咲いている。その大きな太陽はゴーゴーという感じで燃
えながら回転している。 夜だし、どう見ても太陽とは思えない
けれど、夢の中で確かにそれは太陽でした。そして、眼がさめて
から思い出すと、なんとなく不気味な感じなのに、夢の中では何
て美しいんだろうと思った事と、
めらめら燃える炎がとても印象的でした。

     眠り男のコメント
     
     私もこのような光景を夢で見たことがあります。この
     ビジョンを何度か見ました。偶然の一致でしょうか?
     この読者とは面識はまったくありません。
     とにかく不思議で奇妙です。たぶん、夢の世界はイン
     ターネットのようにどこかで繋がっていているような
     感じがしてなりません。