眠


 ある男性から

どこかで講義を聴いています。
隣の席には僕が実際に思いを寄せる女性が座っています。他にも
講義を聴いている人はいましたが、どういう人がいたのかは印象
にありません。講師は若い男でした。
講義もろくに聴かずに彼女とおしゃべりをしていると、講師が彼
女の胸ぐらをつかんでなにか(規則とか法則とか)を言わせよう
としました。
彼女はふくれっ面をしつつ、講師がいわせようとしたことを言い、
席に戻されました。
席に戻ったときに、「ごめん。俺のせいだね」と声をかけたら、
「ううん、私のせい」と言いました。
講義が終わり、帰ることになりましたが、「電車が4分だから間
に合わない」とみんなは言っていましたが、彼女は「走れば間に
合う」と言って、4分の電車に乗ることになりました。
彼女はジャージを着ていたので、着替えるために女子更衣室に入
っていきました。
一緒に帰るために外で待っていると、ジャンパーを着ていないこ
とに気付いて建物の中に戻りました。ロッカーを探すのですが、
どこにロッカーがあるか分からず、走り回って探しているうちに
目が覚めました。

  眠り男のコメント

  まず、思いを寄せる女性はあなたの夢のなかではかなり自立
  心の強い女性と映っていますが、現実の彼女は誰かに依存し
  たいタイプのいわゆるかわいい女の子なのかもしれません。
  しばしば虚像と現実を夢では証明してくれます。
  彼女があなたの成長にとってほんとうに大切なのかどうか、
  今やらなければならないあなたの課題をもう一度確認してみ
  てください。
  彼女がほんとうに必要なのは頼れる人なのだと思います。ジ
  ャンパーをはやく見つけて、あなた自身が自立した人になっ
  ていってください。