眠


 ある女性から

歩道橋の夢を見ます。下はもちろん道路で6車線ぐらいあり、
絶え間なく車が通っています。
歩道橋はいつも長く不安定で手摺は低かったり全くなかったり
揺れたり傾いたり、途中で途切れていたりします。
渡りづらいし、かといって留まっているのも大変なのです。

なかなか次の一歩を踏み出せないけど渡りきろう、渡りきりた
い、と思っています。
ほとんどが渡りきる直前の三分の一ぐらいの距離で目が覚めて
いて、未だ渡り終えたことはありません。
毎回違う歩道橋です。

  眠り男のコメント

  歩道橋と絶え間ない車の流れは、そのまま夢主の運勢を象
  徴しています。
  これからどういう運命をたどっていくのか、不安と期待が
  渾然一体となっています。これは橋のシンボルと同様、運
  命の転換期であることとその決断を迫られていることを暗
  示しているものです。
  今度、この夢を見たら渡り終えてください。
  かならず運命が開けてきます。