カラーとモノクロの夢の違いは? 

ほとんどの場合、私たちはカラーの夢を見ているようです。
モノクロの夢と思っていても、多くの場合はセピア調や単色の雰囲気の夢で、正確に
モノクロの夢というのは見ていません。

目が覚めた後に思い出すとモノクロのような印象でしか記憶されていないだけのよう
です。
夢は時間とともに記憶が薄れていきます。
実際に夢を詳細に記録していると、目覚めた瞬間には鮮明なカラーであっても、時間
とともに色彩の印象があせていくことに気がつきます。 

実際にイメージが鮮明でありながら、まったくモノクロ映画のような無機質な印象だ
と、不規則な生活状態や積み重なった不摂生を反映することがあるので注意してくだ
さい。


夢の色の意味は?

夢というのは一枚の絵に似ています。生理的なもの、雑多なものであっても、メッセ
ージ性の強いテレパシックなものであっても夢主の大切な作品です。

夢の色彩は、ほとんどの場合、夢主の感受性や色への関心をあらわしています。
もちろんアーティストやデザイナーなら、夢の色彩はもっと変化にとんでいます。
絵画と同様に、その人のもっている感受性や色に対する関心を強く反映しています。

また、一つの色彩が印象に残っている場合、夢主のメンタリティ、天体の運行や身体
の特定の状態を反映していることがあります。
たとえば、生理の時にかぎって、赤い映像の夢を見るという女性がいますし、調子が
よいときには、きまって青い映像の夢を見るという人もいます。