いい夢を見たら人に言わない方がいいといいますがほんとですか?

 迷信だと思います。
 ただ、この迷信の根拠になっているのはこういうことなのです。
 大切な人からの心のこもったプレゼントをやたら他人に見せつけないのと
 同じで、「よいことは大切にしまって、いつまでも忘れないで」というこ
 とです。

 もう一つは「悪いことは人に愚痴って早く忘れてしまいなさい」というこ
 とです。わたしたちはいいことはすぐに忘れ、悪いことはよく覚えている
 ものです。


いい夢?悪い夢?

 印象が悪いからといってかならずしも悪い夢とはかぎりません。
 夢には現実の状態がありのままにあらわれるもの、また、そこには近未来
 のあなたの姿が隠されています。
 たとえ良い印象の夢であっても警告のメッセージを伝えていることもたく
 さんあります。

 大切なことは、夢のメッセージを前向きに受けとめながら未来のビジョン
 を描き続けていくこと、現実とどうむかいあっていくのか、夢はあなたの
 生き方を切実に反映しています。

 夢とはいえ、それはもうひとつの自分自身の現実でもあるのです。 
 夢とまじめにつきあっていけば、たくさんの生きる知恵や啓示を受けるこ
 とも自然に多くなっていきます。


いい夢を見たい!

 単に良い印象、感じの良い夢を見るだけなら、単純明快、健康で自律的な
 生活、生き生きとして楽しい毎日を送ることがその方法です。
 しかし、当たり前のことですが、現実の生活は、いつも健康、いつも生き
 生きというわけにはいきません。

 「いい夢」というのが単に良い印象の夢ではなく、良いことが起こるよう
 なメッセージをもった夢と解釈しても、良いことや良い結果が実際に起こ
 るのは、夢主のもっているもの、あくまであなたの生き方や努力、運勢の
 あらわれなのです。

 いくら夢にお願いしても、現実で得られないものは、夢であっても良いメ
 ッセージや吉運を伝えてくれることはありませんよ。

 いい夢を見るためには、堅実な努力をすること、自分を研くこと、未来を
 信じること、それ以外にありません。
 巷の占いのように単なる心理効果や気休めでなく、夢はもっと厳しい現実
 をわたしたちに見せてくれます。


いい夢を見るおまじない

 「いい夢を見るおまじない」があるとすれば、少なくとも「おまじない」
 を実行するほどの執着心やエネルギーを日頃の生活に注いでくださいね。

 そして、未来を信じること、実際にあなたの希望を具体的にいつも頭の中
 に描いてみてください。
 あきらめないで希望を持ち続ければ、それが現実にならなくても良い印象
 の夢は見るようになります。

 そのイメージが具体的で、より建設的であればあるほど、同時に実現に向
 けてこつこつと努力を重ねていけば、その想いの一部はやがて現実として
 本当にあなたの目の前に現れる日がくるかもしれません。