1997年 10月


10月1日
 
  午前8時前に観た夢

新幹線に乗っている。窓際にはパソコンが据え付けられていて、検定試験
を受けているようだった。
停車するたび、女の子や男の子がつぎつぎに降りていく。
電話がかかってくる。仕事の依頼のようだった。

10月2日
 
  午前5時に観た夢

ゲイバーのような場所。ピアノ側のボックス席に座っている。
二人のオカマが目の前にいて、いっしょに乾杯をする。
ジャック・ダニエルのストレートを飲み干す。
体中が熱くなり、ピアノ演奏が突然始まる。
わらべ唄のように素朴な曲だった。
(聞いたことはないがいい旋律だった・・・)
目覚めても頭のなかで、しばらくの間その旋律は響き続けていた。

10月5日
 
  午前6時前に観た夢

弟を背負って歩く。ロープウエー乗り場に着くと、大きな雪山が見えた。
頂上の雪を見ながら、弟を背中に車両を待っている。
場面が変わり、図書館のような場所で、おばさんにチャーハンをつくって
もらう。大きなフライパンから卵チャーハンがこぼれそうだった。
図書館からサロンのような場所、いろいろな人がいるが、みんな知らない
人ばかりだった。

10月9日
 
  午前9時に観た夢

妹が子猫を抱いて現れる。
タイ風高床式住宅のベッドの上に座っている。
子猫がころころ走り寄ってくる。
その子猫を抱き上げながら、僕は床の上に寝転がっている。
白い小さな子猫。
僕の胸の上にうずくまっている。

10月12日
 
  午前8時に観た夢

黒服の男たちが僕の周りを慌ただしく走りまわっている。
お屋敷のような広い日本間に次々に現れては去っていく。
何が起こるのか、僕はなりゆきを眺めている。

10月18日
 
  午前5時に観た夢

深夜のホテル。
弟とレセプションのようなところで話をしている。
テーブルにはビスケットの袋。
タバコが2箱。
タバコを吸いながら、僕は眠くてしかたがない。
弟はなにかうれしそうに話を続けている。
そのうち僕は椅子にすわったまま眠ってしまう。
眠りから覚めると、弟もいつのまにか眠っている。
「中目黒のアートコーヒーにでも行かないか」と誘うと、弟はよろよろと
席を立った。
「なんでアートコーヒーなんだ・・・」
「いやほんとはコーヒーより目が覚めるメニューがある」
と僕は話している。

10月22日
 
  午前6時に観た夢

深夜の広い部屋。
弟が友人を連れてくる。小柄な男だった。まだ若い(10代くらい)。
弟は困っている様子で、最近の健康不安を話し始める。
「いろいろなものを食べるといいよ」と僕が教えると納得したように部屋か
ら出ていった。
小柄な男の子も弟に従うが、ドアが閉まるまでいつまでも僕の顔を見ている。

10月28日
 
  午前4時に観た夢

動物園のような場所だった。
母と弟と僕の3人で猿山を見に行く。
弟は殺人容疑で警察に追われているらしい。気がふれたようにぶつぶつと独り
言を繰り返す。
母の目も焦点が定まらず、弟と訳の分からない会話をしている。ときどき二人
で叫んだりする。僕は周囲を気にしながら、弟と母の様子を見守っている。
猿山の中に友人(男)が一人で迷い込んでいるのがわかった。
彼は猿山の中で困っているようだった。
6匹ほどの猿が彼をとりまいている。猿は僕の体より一回り大きく、二本足で
立って歩いていた。
僕は猿山に降りていって、友人を裏の扉へ導いた。
そのうちの若い一匹が、幽霊みたいに友人の後をついてくる。
猿はいつのまにか気のふれた弟になっていた。弟が猿の着ぐるみを着て立って
いるように見えた。

動物園のような場所から外に出ると、園内のあちこちから絶叫があがっている。
動物園の正門が開き、つぎつぎにサーカス団のような仮装行列が、パンダとキ
リンと象の死体を運び出していた。
死体は引き裂かれた無惨な姿で、華やかに飾られた山車に乗せられていた。
行列の人たちはみんな激しく泣いていた。

10月31日
 
  午前5時に観た夢

深夜の教室のようなところで試験を受けている。
受験者の一人のアラブ人が腹痛を訴えている。試験官はそれを聞き入れない。
アラブ人は腹を押さえて苦しんでいる。とうとうたまりかねて、試験官の注意
を無視して彼をトイレにつれていく。
トイレは真っ暗だった。大便器があるだろうと思われるドアを無理矢理開ける
と、先客がいるらしく「ここはダメだ」と見えない太い腕で抵抗される。
僕はトイレの床にうずくまるアラブ人の背中をさすっている。
とうとう彼はそこで激しく脱糞した。
僕の手に糞が飛んできた。服は糞まみれになっているだろう。
明かりのスイッチを探そうと入り口の壁を触っているところで目が覚めた。

9月の夢日記へ

ホームページへ  トップページへ